メモ帳

ただのメモです

徘徊4日目 12/2 博多公演

徘徊ツアーももう4公演目、月を跨いで12月。今度は一気に南へと飛び、福岡は博多ドラムロゴスにてギグ。シロップでは初めてらしい。


お久しぶりです\(^o^)/ ぷっしろでははじめまして たのしみ\(^o^)/ #HAIKAI旅

Daiki Nakahataさん(@daiki_nakahata)が投稿した写真 -


中4日挟んで、セトリの入れ替えはあるのか?前回6曲目の後に「ここで喋って言われたから…」と唐突に始まったたいこのMCは今日もあるのか?

この下からネタバレ。

















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1.Cassis soda & Honeymoon

客電が消え、拍手の中登場する3人。最初ちょっとギターがハウり気味で、ベースが小さかったけど、演奏中に少しずつ調整されてちょうどいいバランスに。「それじゃ不満?」というところで、五十嵐が小首を傾げて歌っていたような…気がする。演奏後、「ありがとうございます」としっかり礼を言う。

2.I'll be there

たいこのカウント中に、五十嵐がふーぷるるると息を吐くのでちょっと可笑しかった。声もしっかり出ており、高音も綺麗に伸びていた。アウトロで更に高い声を出す。結構ノッているな。最後のジャーン、のところで蹴るように左足を上げた。

3.Find the answer

たいこがすかさずバスドラを刻む。もうこの辺の流れは完成され切っているように思う。ギターソロはかなりワウが掛かっており、ワウワウ唸っていた。曲終わりに「ありがとう」と言う。
今日は前半の殆どの曲の後にきちんと「ありがとう」と言っていた気がする。

4.Father's Day

エフェクターをカチカチと踏み、ギターをチャラララーンと鳴らす。リズム隊の方に目配せで合図する。この曲かなりライブ映えが良いので、今後も定番化すればいいのに。最後のふわぁ〜と広がる余韻も良い。

5.Missing

マキリンが、ベースの返しが聞こえづらいのか時々アンプの方に寄ったり、足元をいじったりしていたと思う。あとは、記憶が曖昧だけど「泣きながら捨てに行こう」で、ちょっと叫ぶように歌っていたかな。

6.Murder you know

イントロ、微妙にチューニングが違うような…思いっ切りミスっただけかも…? でもリズム隊に引っ張られる形で、やり直しする事なくそのまま進んでいく。この曲もすごくメリハリが効いていてライブ映えする曲だし、定番化してくれればいいのに。

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ここで前回同様たいこのMCが入る。
「こんばんは…(もう一度言い直して) こんばんは!」お客さん達が「こんばんは〜」と普通の調子で返事するので面白かった。
「シロップ16gです!」\わーーー!/拍手が起こる。
「何気にロゴスは初でして。緊張しますね。」客席から、がんばれ〜という声が聞こえる。
「頑張りますよ!そりゃ 笑」笑い声が上がる。
「皆さん、自由に最後まで楽しんでって下さい。」拍手が起こる。カウントを取って次の曲へ。

〜〜〜

7.タクシードライバー・ブラインドネス

歌詞を忘れて誤魔化したり、ギターソロにエフェクトがかかり過ぎて直したりと、ちょっとしたミスがあったが、その他は、もうずっとライブでやってきた曲のような完成度。本当にカップリングにしておくには勿体無いくらい名曲。これからもたまにやってね。

エレキギターのままだったので、なにやるのかな〜と思いながら汗拭き待機。

8.不眠症

ギターのイントロが響いて、ああ…と溜息を吐いてしまった。この曲は本当に本当に聴きたかった。循環コードの中で焦りや激しさを増していく歌詞。そんな焦燥感のある言葉の羅列の後に、うるせぇ てめぇ メェーって…五十嵐の歌詞のセンスには脱帽するよ。最後の方は、めぇ゛ぇ゛!って唸っていた五十嵐ヒツジ。

ここで照明が暗くなり、たいこが立ち上がりシンバルをシャーンと鳴らし始める。中盤の盛り上がりどころへ。

9.Share the light

たいこの刻むタムの重低音に合わせて時折手拍子が起こっていた、と思う。頭振り過ぎて覚えてません…。

10.My Love's Sold

ギターをチューニングしてから曲が始まる。
「生きてたいと思ったんだぁっ!」「好きなようにやるだけだっ!」と歌う。それは良かった。生きて好きなようにやっててくれ。「マイラあ゛あ゛あ゛あ゛!」と五十嵐が絶叫して、たいこが次の曲へリズムを繋げる。

11.神のカルマ

顔や頭をゴシゴシ拭いたままタオルを頭に乗せ、またギターを弾き始める。顔をぶんっと振って、今日は一撃で上手くタオルを床に落とす。
「ああそう、ハーロー?」と問いかけるように歌う。五十嵐の顔はこの時点で真っ赤になっており、下を向くと髪や額から汗が滴り落ちる。
必要ーなーい!の後も「全然なぁい!」と叫び観客を沸かす。
「サイレンが〜聞こえて〜も〜まだ〜」のところでマキリンを見ると、口を動かして歌っている事がある。今日は歌ってた。

12.Drawn the light

これも本当に分かりやすいくらい盛り上がる曲。途中で、ドロンザライ!と叫ぶ。たいこも、わっしょい!みたいな感じで叫ぶ。
マキリンもこの曲は結構激しく弾いている。ベースをグイッと動かしたり、指が物凄い勢いで動いたり。今更言うまでもないけど、上手いなあ…。

曲が終わると、五十嵐が「新曲も聴いてやって下さい」と話して次の曲へ。

13.Deathparade

エグいギターのリフから始まって、五十嵐が全力で「あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」「でえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛す!!」と声も枯れんばかりに叫び倒す。曲が終わるとそのままたいこがドラムソロへ。すごい体力!

14.落堕

ふう、と休むように腰を伸ばした後、ベースアンプに手を掛けもたれて、たいこのドラムソロを見ているマキリン。水を飲んで息を整え、五十嵐もたいこの方を見る。
マキリンは観客の方へ向き直り、左手でたいこを指し示す。歓声が上がる中、ブォォン!とベースソロを弾き始め、五十嵐も次いでギターソロを弾き始める、この一連の流れ!もうヤバイとしか…

間奏のたいこのドラムソロも完璧にキマっており、すかさずイエエエエッ!と叫ぶ。あんたどんだけ力あるの?と思わず聞きたくなる。ヤバイ
「寝不足だっでい゛っ゛でんの゛!!」頼むからちゃんと寝てくれ。

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ギターを取り替える少しの間。観客から小声で、いがらし〜と呼ぶ声が聞こえた。それに反応して、声のした方を向き小さく手をフリフリッと振る五十嵐。もう!かわいい!!

15リアル

頭を振り過ぎて覚えてません。
間奏を挟んだ後の「お前にこの一生を捧げよう!必要なくなって見捨てられるまで」「許しがたいまで腐りきった!魂は水で洗い流して!」のあの高らかに歌い上げるような歌い方が好きでたまらない。その後も、顔を真っ赤にしたまま、とにかく力を振り絞って叫ぶ叫ぶ。
最高潮のまま本編終了。2人は楽器をおいてそのまま歩いて、たいこは両手を合わせて退場していく。

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アンコール

長めの手拍子の後、再び3人が戻ってくる。たいこが両手を口に当てて、ありがとうございまーす!と叫ぶ。2人は水鉄砲Tシャツで、たいこだけ徘徊Tシャツを着ていた。

En1-1 赤いカラス

あれっ、遊体離脱は?
私は遊体離脱が好きなので、ちょっと残念。札幌ではやっと完璧な演奏ができていたから、そのまま固定だと思ったのに。
赤いカラスなのに黒いギター。休憩を挟んだので、顔も元の白い顔に。腕も白い。細い。
最後の「ゆめ゛ぇ゛!ゆ゛め゛ぇ゛!ゆ゛め゛ぇ゛!ゆ゛め゛ぇ゛!」はやっぱり叫ぶ。

En1-2 Sonic Disorder

間髪入れずにマキリンがあのベースソロを弾き始める。五十嵐は歌に入る前に「い゛ぇ゛ぇ゛ぇッ!」と叫ぶ。あの時の、生還の赤い緞帳が開く瞬間の事が咄嗟に思い起こされる。
こうやってちゃんと帰ってきてくれるんだなあ。もう、心配する必要ないんだな。
五十嵐は歌わないでギターを弾く時、歯を食いしばって苦しそうな表情をするのですが、時折ちょっと笑ってるようにも見えてしまう不思議な表情をしてた。大興奮の歓声が届いているといいな。

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ここで五十嵐のMCが入る。少しハアハアと息を切らしつつ話す。
「今日はありがとうございました。」「また帰ってこれるように…少し時間がかかるかもしれませんが…次の、あのー…ぜひ、新曲を…また作って来るので、よろしくお願いします。」\待ってるよー!/歓声と拍手が起こる。
「みんなも元気でね!…生きててね。」と五十嵐らしい挨拶をする。生きるよ!

En1-3 パープルムカデ

盛り上がり過ぎて覚えてません…。あのMCの後にこの曲はなんだか応援歌みたい。自分自身を鼓舞するようでもあり、観に来たお客さんへ「好きな事をやれ!」というメッセージでもあるような。
だから、毎回この曲をライブで聴くと嬉しくなってしまうんです。「ゆけぇっ!ゆけぇっ!」と声を限りに叫ぶ。

En1-4 天才

逆光で今日はマキリンの輪郭しか殆ど見えなかったが、曲の途中、たいこの方を振り向いて演奏を合わせて、正面にまた向き直った時に、また笑っていたように見えた。
演奏に関して、もう頑張れ!とかいう必要はないですね。もうとにかくライブがかっこいい、今のシロップに葬式とか地蔵とか、そういう言葉は似合わない。今回のツアーでは特にそういうエネルギッシュな面が際立って伝わりました。
五十嵐は調子に乗ってきたらしく、ギターをジャーンと弾く時腕をぐいんと回したりしていました。

En1-5 coup d'Etat〜空をなくす

ギターの残響が響く中、たいこが金物を鳴らし、ベースもブーンと音を鳴らす、そして「こーえがきこーえたーらー、かーみのこえさー!」と五十嵐が歌い出す。
間奏の静かになるところで「イェァ」とキザっぽく言う。その後は絶叫混じりにひたすら全力で歌っていました。

先程と同様、楽器を置いて去っていく2人と、立ち上がって手を合わせて礼をして去っていくたいこ。拍手と手拍子が鳴る。

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ダブルアンコール

程なくしてまたステージの明かりがつき、3人が戻って来る。たいこが、ありがとうございます!と叫び、五十嵐もマイクで、あざます!と言う。

En2-1 Rookie Yankee

五十嵐はアコギ、マキリンはリッケンのベースを弾き、たいこはマレットを持ってスネアのスナッピーを外して叩く。
昔のラジオの音源を聴いた際、五十嵐が長渕剛の「泣いてチンピラ」という曲を紹介し、こういうダーティーな雰囲気を出したい、という旨のコメントをしていた記憶があるが、男五十嵐、四十路になってかなりそういうヤサグレた雰囲気が出てきたように思う。あくまで長渕剛とは違った方向性でね。

〜〜〜

Rookie Yankeeで締めかと思いきや、五十嵐はアコギをエレキギターに持ち替えて曲を弾こうとする。リズム隊2人は退場しかけていたが、これを見てたいこは席に戻り、マキリンはベースを手に取る。五十嵐が弾き始めたのは、シロップ最初のアルバムにも収録されている代表曲。

En2-2 明日を落としても

これを演られたら、もうなんの文句の言いようもない。即興でも普通に合わせられるリズム隊。信頼感がなきゃできないよね?こういう事は。
辛い事ばかりで〜のところでまた一瞬噛んだが、その他は完璧だった。さっき生きててねって、言った口でドゥユワナダーイ?!!と叫ぶ。ちょっと笑った。

で、今度こそ終了。満足したように、ありがとうございましたと言って去っていく。拍手と手拍子が起こるが、すぐに客電が付き、終演を告げるSEが鳴る。
その後、通路が後ろの3階バルコニー部分に繋がっているのか、そこを通るたいこの姿をお客さんが見つけて呼んだ。たいこは、ありがとう!と言って去っていきました。
楽しかったです。満足。


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まとめ

今日はツアー開始からずっとやっていた遊体離脱を外して、赤いカラスをやりました。その代わり定番曲だけど盛り上がるSonic Disorderが入り、より盛り上げ度の高いセットリストになりました。地味にDeathparadeとDrawn the lightの位置が入れ替わっていたりもする。
たいこ的にはテンポの速い曲が続くので、腕も喉も疲れると思うのですが…それでも笑顔を絶やさない。つくづく彼のポテンシャルには驚かされます。MCもこなすようになって…。
もちろん他の2人も私には分からない大変さがあると思いますが、ベースやギターの事は詳しく分からないので、知ったかぶりして書くとボロが出ちゃう。マキリンは首が痛いらしい。
本ツアーでは初披露の不眠症もやっておりました。生でうるせぇ てめぇ メェーが聴けて嬉しい。この曲よくやってるような気がしてましたが、解散以来はまだやってなかったみたいですね。うちの学校の先輩が好きでよくコピーしてました…。みんなよく眠れるといいね。

個人的に福岡はどうしても一度は訪れたかった土地なので、シロップ見るついでに来れて嬉しかったです。室見川から百道浜へまっすぐ続く道を夕暮れ時に歩いたら、博多湾がよく見えて、潮風も気持ち良くて最高でした。
天神の周辺や地下街を歩いた時、ああここは本当に音楽の街なんだなと思いました。そして、ラーメン屋の多い事!夜になるとモツ鍋のいい匂いも漂ってくるわ、屋台がたくさん出て赤いのれんの灯りが魅力的でした。
駅で食べたラーメンも通りもんも美味かった。お金なくてお土産買えないのが残念でした。たいこはラーメン食べれたかな?明日食べるのかな。

最後にマキリンのツイートを引用させていただきます。